大相撲11月場所(8日初日、東京・両国国技館)に向けて、大関貴景勝(24=千賀ノ浦)が10日、都内の部屋で朝稽古を行い、抱負を語った。

相撲は取らずに、四股などの基礎運動などで汗を流した。前日から、幕下以下の若い衆を相手に、立ち合いの確認を行いはじめたといい「体を作っていかないといけない。(疲労は)抜け切れてないけど、また来場所も始まる。早い段階で体は戻ってきてくれると思う」と話した。

精神的疲労は徐々に抜けているというが、肉体的疲労はまだ残っている。そのため、今はまだ基礎運動などで汗を流す程度だ。

相撲勘について問われると「自分は相撲勘は落ちない。小学生からずっと相撲やってて、2週間やらなかったら相撲勘がなくなるということはない」と問題はない。

それよりも「下半身を作らないと。足腰は落ちやすいし、ちょっと動かなかったら感覚がずれる」と足腰の重要性を説いた。