大相撲秋場所で新入幕ながら11勝を挙げた西前頭4枚目翔猿(28=追手風)が28日、自己最高位を更新する11月場所(8日初日、東京・両国国技館)に向けて気持ちを高ぶらせた。

埼玉県内の部屋で関取衆と申し合いなどを行って調整し、稽古後に電話取材に対応した。

上位との戦いも予想される11月場所へ「思ったより(番付が)上がっていてうれしかったのもあるけど、やっぱり上位とも当たるかなという期待や心配があります。まあわくわく感が強いですね」と心境を明かした。

先場所、千秋楽まで優勝を争った反響は大きく「結構名前も覚えてもらって、いろんな人に声をかけられるようになりました」と声を弾ませた。

11月場所は観客の上限が2500人から5000人へと引き上げられる。人気上昇中のイケメン小兵は「歓声が大きくなると思う。やっぱり(会場に)来た時に楽しんでもらいたいと思ってます」と話した。