かど番の大関貴景勝(24=常盤山)が、好内容で白星発進に成功した。

同学年の阿武咲を立ち合いから圧倒。1歩も引かず圧力をかけ続け、難なく押し出した。

昨年11月場所で大関として初優勝を果たしたが、綱とりに挑んだ初場所では初日から4連敗するなど不振だった。2勝7敗の10日目から休場し、今場所は昨年7月場所以来のかど番となる。

初日の取組を終えて「まだ1日終わったばかり。また明日に向けて集中してやっていきたい」と、2日目以降に向けて気持ちを切り替えた。

2月に日本相撲協会が発表した関取の健康診断の結果では、昨年秋場所前に公表された前回から17キロ減の166キロだった。体重が変化した影響については「土俵に上がったら気持ちしかない。そこはあまり考えずにいきます」と言及しなかった。

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