大相撲春場所7日目のNHK大相撲中継で、幕内解説を務めた北の富士勝昭氏(78)の言い間違いを、太田雅英アナウンサー(45)がうまくフォローする場面があった。

東前頭4枚目の霧馬山が、大関朝乃山に勝った直後のこと。北の富士氏が「霧ケ嶺はね、化けると、いずれは化けるという…」と霧馬山を言い間違えると、太田アナは「霧馬山ですね」とやんわり指摘した。それでも北の富士氏が間違えに気付かず戸惑っていると、太田アナは「霧馬山のお話、大丈夫です」と促し、北の富士氏に恥をかかせることなく進行した。

北の富士氏は、霧馬山について「面白い力士になると思う。足腰強いしね」と期待した。

ちなみに霧ケ嶺は、近年では井筒部屋に実在し、1990年九州場所を最後に引退。最高位は序二段38枚目だった。