日本相撲協会は16日、幕下以下の力士1人が新型コロナウイルスに感染したことを発表した。代表による電話取材に応じた芝田山広報部長(元横綱大乃国)が明らかにした。

当該力士は帰省中で、部屋に戻る前に受けたPCR検査で陽性と診断された。芝田山広報部長は「当該の力士は帰省中のままで部屋には帰ってきておらず、その部屋の力士らが検査を受けることはない」と説明した。

当該力士は、すでに感染が判明している若者頭の福ノ里や幕下以下の力士1人が所属する陸奥部屋と、13日に感染が判明した幕下以下の力士1人が所属する部屋の2部屋とは、違う部屋に所属しているという。