4日間の日程で行われる大相撲の合同稽古は22日、東京・両国国技館内の相撲教習所で最終日が行われ、小結御嶽海(28=出羽海)が夏場所(5月9日初日、両国国技館)への課題を口にした。

この日は、平幕の若隆景や阿武咲らと申し合い稽古を行い、3勝6敗。4日間の合同稽古を終えて「しっかりと大関と肌を合わせられましたし、番付が近い阿武咲関や若隆景関ともできたので、それはよかったと思います」と振り返った。

今後の課題には「圧力は感じてきたので、部屋に帰ったらとにかく基礎をもう1回やって、押す稽古をやっていきたいと思う」と話した。また「そろそろ2桁を連続で取りたい。そのステップアップとして、夏場所しっかり2桁取って満足出来る数字を出したい」と意気込んだ。夏場所では、11勝を挙げた昨年7月場所以来の2桁白星を目指す。