小結大栄翔(27=追手風)はきわどい一番に敗れ、2敗目を喫した。

大関正代に立ち合いこそ押し込まれたものの、突き返して逆襲。土俵際まで押し込んだがのど輪が外れ、正代とほぼ同時に土俵外へ飛び出した。

「(どちらが先に出たか)全く見えなかったので、自分は分からなかった」と大栄翔。軍配は正代に上がり、同体ではないかと物言いがついたが、協議の結果は行司軍配通り。「もういっちょできればやりたいという考えだったけど、負けは負けなのでしっかり切り替える」と悔しさをにじませた。