日本相撲協会は名古屋場所初日の4日、初日から休場する関脇高安(31=田子ノ浦)が「急性腰痛症により約10日間の安静、休養が必要」との診断書を提出したことを発表した。

2日に報道陣の電話取材に応じた師匠の田子ノ浦親方(元前頭隆の鶴)によると、高安は1日の稽古後に痛みを訴えた。診断書には「7月1日、稽古後より腰痛自覚。徐々に増強し体動困難となり当院受診」と記載されている。

高安の休場は昨年春場所以来となる。過去にも「ぎっくり腰」で休場したことがある。19年九州場所8日目、取組直前に支度部屋で腰を痛めて不戦敗に。土俵入りまでした後に休場するのは異例のことだった。