八角理事長(元横綱北勝海)が名古屋場所初日の協会あいさつに臨み、19年以来2年ぶりに名古屋での本場所開催を迎えたことについて「2年ぶりに名古屋で本場所を開催できますことは協会員一同、喜びにたえません」と話した。

あいさつの全文は以下の通り。

初日にあたり謹んでごあいさつを申し上げます。

はじめに、新型コロナウイルス感染症によりお亡くなりになられた方のご冥福をお祈り申し上げます。また、ウイルスに感染された方々には1日も早いご回復を祈念し、お見舞いを申し上げます。そして現在も新型コロナウイルス感染症の対応をなさっている全国の医療従事者の皆さまに心から敬意を表するとともに、協会員の検査や診療のご尽力をたまわった医療従事者の皆さまには、この場を借りて深く感謝申し上げます。

昨年は名古屋で本場所が開催できず、皆様にご迷惑とご心配をおかけしたことを深くおわび申し上げます。今場所、皆様のご指導、鞭撻(べんたつ)により2年ぶりに名古屋で本場所を開催できますことは協会員一同、喜びにたえません。

お客様をお迎えするため、場所前には全協会員の検査を実施し、より一層安心、安全な大相撲観戦を目指して感染症専門家のご指導のもと、綿密な感染防止策を講じて参りました。お客様にもさまざまなお願いをしておりますが、何とぞご協力いただけますようお願いを申し上げます。

厳しい感染対策の中、力士たちは稽古に精進してまいりました。今場所も白熱した相撲で皆さまのご期待にお応えするものと存じております。今後も協会員は一丸となって日本の伝統文化である大相撲の継承、発展のため努力してまいります。何とぞ千秋楽まであたたかいご指導をたまわりますようお願いを申し上げごあいさつといたします。令和3年7月4日、公益財団法人日本相撲協会、理事長、八角信芳。