西前頭4枚目大栄翔(27=追手風)が、小結逸ノ城(28=湊)を押し出しで破って10勝目を挙げ、殊勲賞獲得に花を添えた。巨漢の相手を得意の突き押しで圧倒。初優勝した1月の初場所以来の2桁白星で締め「全体的に自分の相撲が取れた」と今場所を振り返った。

9日目に新横綱の照ノ富士の初日からの連勝を止める金星などが評価されて、自身4度目の殊勲賞を獲得した。「本当に光栄なこと。横綱に勝って自信になった一番。これからもそういう相撲を取ろうと思います」と声を弾ませた。

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