大関経験者の西前頭13枚目栃ノ心(34=春日野)が九州場所初日の14日、日本相撲協会に「急性腰痛症により約2週間の治療を要する」との診断書を提出して休場した。

19年九州場所以来11度目の休場で、初日の対戦相手、豊山は不戦勝となった。師匠の春日野親方(元関脇栃乃和歌)によると前日13日の朝稽古後に痛みを訴えたという。

成績次第では14年秋場所以来7年ぶりの十両陥落となるが、春日野親方は回復状況によっては再出場を視野に入れる意向を示した。