再入幕の西前頭15枚目・阿炎が北勝富士にはたき込まれて今場所の初黒星を喫した。平幕の全勝力士はなくなった。
最高位小結の阿炎だが、昨年の7月場所中に日本相撲協会のガイドライン違反が発覚し、同場所を途中休場。翌場所から3場所出場停止などの処分を受けた。今年3月場所で幕下の下位から復帰。番付を戻して再入幕を果たし、白星を重ねていたが連勝は6でストップした。
37歳のベテラン、西前頭6枚目の玉鷲が大関経験者の高安を破り、2日目から6連勝で1敗をキープした。
横綱照ノ富士は妙義龍を小手投げ、大関貴景勝は隠岐の海を押し出して初日から無傷の7連勝とし、ともにストレート給金に王手をかけた。
7日目の取組模様を写真で振り返ります。
幕内土俵入り
天空海(3勝4敗) | ○ | 寄り切り | ● | 魁聖(3勝4敗) |
松鳳山(1勝6敗) | ● | 押し出し | ○ | 千代の国(4勝3敗) |
輝(3勝4敗) | ● | 寄り切り | ○ | 佐田の海(5勝2敗) |
豊山(2勝5敗) | ● | 引き落とし | ○ | 千代丸(3勝4敗) |
阿炎(6勝1敗) | ● | はたき込み | ○ | 北勝富士(5勝2敗) |
石浦(3勝4敗) | ● | 寄り切り | ○ | 栃ノ心(2勝2敗3休) |
千代大龍(5勝2敗) | ○ | 寄り切り | ● | 琴ノ若(2勝5敗) |
照強(3勝4敗) | ● | 上手出し投げ | ○ | 英乃海(5勝2敗) |
碧山(3勝4敗) | ● | 上手投げ | ○ | 千代翔馬(4勝3敗) |
志摩ノ海(2勝5敗) | ○ | 寄り切り | ● | 翔猿(4勝3敗) |
琴恵光(0勝7敗) | ● | 寄り切り | ○ | 豊昇龍(3勝4敗) |
高安(4勝3敗) | ● | 押し出し | ○ | 玉鷲(3勝4敗) |
宇良(5勝2敗) | ● | 引き落とし | ○ | 遠藤(4勝3敗) |
大栄翔(3勝4敗) | ● | 引き落とし | ○ | 隆の勝(4勝3敗) |
逸ノ城(3勝4敗) | ○ | 押し出し | ● | 若隆景(2勝5敗) |
阿武咲(2勝5敗) | ○ | はたき込み | ● | 明生(3勝4敗) |
御嶽海(6勝1敗) | ○ | 突き落とし | ● | 霧馬山(1勝6敗) |
隠岐の海(2勝5敗) | ● | 押し出し | ○ | 貴景勝(7勝0敗) |
正代(4勝3敗) | ○ | 寄り切り | ● | 宝富士(3勝4敗) |
照ノ富士(7勝0敗) | ○ | 小手投げ | ● | 妙義龍(2勝5敗) |
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