大相撲の間垣親方(元横綱白鵬)が5日、東京・両国国技館でアマチュア相撲の日本一を決める全日本選手権を初観戦した。

報道陣の取材に応じ「いつもだったら(現役時代は)冬巡業だった。ワクワクしている」と、楽しみながらホープたちの相撲を見守った。

学生相撲からプロ入りを志す若者は毎年いる。「続けていくことが大事。ぜひ大相撲に入って力を出してもらいたい。(技術的に)もったいない部分があると思う子もいるけど、直していけばいい」とエールを送った。

アマチュア相撲との接点では、自身も少年相撲の全国大会「白鵬杯」を主催している。20年に第10回大会を開催したが、今年はコロナ禍により中止となった。「(開催が)2年空きたくないというのはある。相談しながらやっていきたい」と日程については明かさなかったものの、次回開催への意欲を示した。

優勝45回などの5つの史上最多記録項目がギネス世界記録に認定されたことにも言及。「(現役)後半はケガに苦しんだが、ご褒美があった」と喜んでいた。