東十両8枚目の東白龍(25=玉ノ井)が、2敗を守って十両優勝争いのトップに並んだ。

「いいんじゃないですか、前に出ているんで。まわしを取られたら自分の相撲にならない。立ち合いでしっかり当たれている」と魁勝との一番を振り返る。

東洋大相撲部出身。19年夏場所、三段目100枚目格付け出しでデビューし、いきなり優勝を飾った。しかし、その後はコロナの影響による休場もあり、優勝とは縁遠かった。それだけに「(優勝は)バチバチ意識してます。毎場所、付け人には『優勝します』と言ってますから」。残り4日もバチバチに意識して臨む。