日本相撲協会は26日、東京・両国国技館で臨時理事会と大相撲春場所(3月13日初日・エディオンアリーナ大阪)の番付編成会議を開き、関脇御嶽海(29=出羽海)の大関昇進を満場一致で正式に決めた。長野出身では江戸時代に活躍した雷電以来227年ぶりの新大関誕生。東洋大では初めてとなった。

◆新大関誕生 20年11月場所の正代(時津風部屋)以来、平成以降では29人目。

◆平成生まれ 照ノ富士、高安、貴景勝、朝乃山、正代に続いて6人目。

◆長野県出身 1795年の雷電以来、227年ぶり2人目。

◆出羽海部屋 75年九州場所後の三重ノ海以来47年ぶり。

◆学生相撲出身 豊山、輪島、朝潮、武双山、出島、雅山、琴光喜、朝乃山、正代に続き10人目。東洋大出身では初。

◆付け出し 豊山、輪島、朝潮、武双山、出島、雅山、琴光喜、朝乃山に続いて9人目(朝乃山は三段目100枚目。豊山と御嶽海は幕下10枚目、それ以外は60枚目)。

◆三役通過 年6場所制となった58年以降、28場所は4位のスロー記録。最速は照ノ富士の2場所。