大相撲九州場所で初優勝を果たした平幕の阿炎(28=錣山)が20日、出身地の埼玉・越谷での優勝パレードと報告会に参加した。越谷市内のイオンレイクタウン内を練り歩き、集まった約2000人と優勝した喜びを分かち合った。

報告会では母校である中学校の吹奏楽部による演奏や相撲甚句の会のステージ披露のほか、地元名産品やお祝い金の贈呈も行われた。「平日にもかかわらず多くの人に集まっていただいて、『おめでとう』とかいっぱい声を掛けてもらいました」と喜んだ。

会場内には日頃土俵で切磋琢磨(せっさたくま)するなじみの顔も。平幕の若元春(29=荒汐)が駆けつけたことについて「すごくびっくりしました。若元春関の新十両昇進パーティーに自分が顔を出したことがあったので、その恩返しなのかな」と盟友への感謝を述べた。

次の初場所(1月8日初日、両国国技館)に向けて「一番集中をモットーにしていきたい」と意気込んだ。今後の目標について「入門してからずっと師匠(=錣山親方)を超えることが目標なので、それに1歩ずつ近づいていきたい」と話していた。【平山連】