大関経験者で東十両5枚目の栃ノ心(35=春日野)が夏場所6日目の19日、引退届を提出した。前日までに5連敗で未勝利のまま序盤戦を終えていた。
かつて「怪力」でならした、ジョージア出身の大関経験者の栃ノ心は初場所4日目に左肩を脱臼、途中休場した。十両に陥落した春場所は5勝10敗。徐々に番付を下げる中、今場所を迎えたが、4日目までにも「こんな相撲を取っていて恥ずかしい。お客さんに申し訳ない」などと、唇をかみながら話していた。左腕に思うように力が入らず、生命線の左上手を引けずに、悔しい相撲内容が続いていた。

