日本相撲協会の財団法人設立100周年を記念したイベント「百周年場所~古式大相撲と現代大相撲~」が7日、東京・両国国技館で開催された。
古式にのっとり、番付最上位力士の2人で行う儀式「三段構え」は、秋場所優勝の大の里(25=二所ノ関)と、同準優勝の豊昇龍(26=立浪)の両横綱があうんの呼吸を披露した。
上段、中段、下段でそれぞれ3つの型をつくった。上から順に自然のままで加わっていない「本然(ほんねん)」、攻撃、防御の3つの構えを表現しているという。
江戸時代の書物などを元に考案され、1909年(明42)に国技館開館式で常陸山と梅ケ谷(2代目)の両横綱が披露したのが始まり。その後も重要な儀式として演じられてきた。2横綱による披露は、2017年の稀勢の里(現二所ノ関親方)と白鵬(現在は退職)以来、8年ぶりとなった。
また、幕内土俵入りは、天皇の天覧相撲、皇太子の台覧相撲で披露する「御前掛かり土俵入り」の形式が取られた。
戦前の古式大相撲でも披露されてきたものという。
土俵で円をつくる形ではなく、力士は正面に向かって4列に並び、そんきょの姿勢をとった。下位力士から1人ずつしこ名を呼ばれ、一礼をして土俵を下りた。

