横綱大の里(25=二所ノ関)が、同体取り直しの末に3連勝を飾った。
最初の一番は“くせ者”の東前頭2枚目宇良の足取りで、前のめりに倒れ込んだ。宇良が驚異的な身体能力で、リンボーダンスのような体勢になりながら粘り、同体と判断された。だが取り直しの一番は、圧倒して押し倒した。取組後、大の里は最初の一番を振り返り「自分の中では負けだと思っていた。(行司軍配が)自分に挙がっていたことも知らなかった」と、神妙な表情で話した。
それでも取り直しの一番については「1番目は本当に良くなかった。良くない相撲だったので、切り替えてできた。2番目は理想の相撲」と、吹っ切って臨んでいた分、内容が劇的に好転したと自己分析していた。
▼八角理事長(元横綱北勝海)「大の里は取り直しで集中力が途切れなかったのが良かった。右だけならいなされるが、左が利いていたからいなされなかった。義ノ富士は立ち合いが良かった。(豊昇龍は)当たりが弱かった。安青錦は少しはたいたが、落ち着いていた」

