大関復帰を決めた関脇安青錦(22=安治川)が、優勝決定戦の末に3場所ぶり3度目の優勝を果たした。
本割で敗れた関脇熱海富士(23=伊勢ケ浜)を破ると、大関霧島(30=音羽山)にも勝利。10勝で大関への特例復帰を果たした過去7例(6人)で優勝した力士はいなかった中、初の快挙を成し遂げた。
安治川親方(元関脇安美錦)はNHK中継の談話で「本当によく耐えた。攻め続けたのが良かった。よくやったとしか言いようがない。いつストップするか考えていた。ずっと優勝を目指してやってきた。これ以上ない結果」とたたえた。
今場所は左足の負傷を抱えながらも、2横綱、2大関を全て撃破。12勝3敗で3人が並ぶ激戦の中、3度目の頂点に立った。
∇八角理事長(元横綱北勝海)「安青錦はたいしたものだ。足を痛めて、満身創痍(そうい)でやっていたんだから。気持ちしかないだろう。熱海富士は前に出る圧力が出てきた。大の里は稽古で鍛えてほしい。覚悟がなかったら復活できない」

