AIと顔認証技術のパイオニアであるCyberLink Corp.(本社=台湾・サイバーリンク)は、CPUのトップメーカー、インテルの正規代理店である岡谷エレクトロニクス株式会社(本社=横浜市)と協業し、製造業を中心とした組み込み業界に向け、FaceMe®を活用したものづくりを進めていくことを発表した。岡谷エレクトロニクスは1984年設立。組み込み市場を中心に、CPUや産業用PCシステムなどの豊富な販売実績と、付随するソリューションの開発も行う。詳細はhttps://www.oec.okaya.co.jp/

同社は「FaceMe®」の高い認識率や広い認識範囲により、多くの場面で活用できることを想定。製造現場における装置操作の認証に物理キーが多く利用されているが、万が一の紛失に備え、セキュリティー対策として顔認証の活用を考えている。工場入場時の事前チェックやマスク着用有無の検出にも活用でき、電子ロッカーやデジタルサイネージという分野の属性認識にも利用が見込まれる。コロナ禍で、非接触の個人認証の需要は一層高まっている。FaceMe®は産業用PCやワークステーションなどの高性能デバイスをはじめ、市販のタブレットなどでも十分実用可能な性能を発揮できるよう作られている。

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