1970年(昭45)3月15日から9月13日までの183日間、大阪・吹田市の千里丘陵で日本初の万国博覧会が開催され、約6400万人が訪れました。

アメリカ館ではアポロ12号から持ち帰った「月の石」、ソ連(当時)館では宇宙船ソユーズの実物が展示されるなど、宇宙開発コーナーは大人気となりました。歌手の三波春夫(故人)の「世界の国からこんにちは」の軽快な曲に誘われ、日本中から多くの人々が大阪へ。当時のマスコミは「民族の大移動」などと報道したものです。

入場者のうち約2200万人は国鉄で輸送され、そのうち約900万人は東海道新幹線の利用者でした。万博を機に、ひかり号は16両編成に。新幹線は「動くパビリオン」として、世界中から注目を浴びたのです。

2025年に日本国際博覧会(大阪・関西万博)が開催されます。テーマは「いのち輝く未来社会のデザイン」、公式キャラクターも「ミャクミャク」に決まりました。半世紀前と比較すると、現在の新幹線は本数も充実、安定した輸送で「世界の民族大移動」に貢献することでしょう。

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