佐賀県(山口祥義知事)は8月8日、「首都圏で学び将来佐賀に貢献したい若者支援プロジェクト」の趣旨に賛同して寄付を行ったJVCケンウッド(本社=横浜市)へ感謝状を贈った。同県出身で、JVCケンウッドの江口祥一郎社長は「親元を離れても、安心して快適な学生生活をおくって欲しい」と述べた。

佐賀県は、ふるさと納税および企業版ふるさと納税制度などを活用した特定のプロジェクトに対する寄付を募集。そのプロジェクトの1つが「首都圏-」。寄付は、東京・小金井市にある、佐賀県ゆかりの学生寮、松濤学舎のリニューアルなどに使われた。2023年に男女共住となり、現在、女子学生4人を含め33人が在籍している。

橋口泰史佐賀県首都圏事務所長は「松濤学舎を通じて学び、社会に出て活躍し、故郷のことを思い後世に受け継いでいく、そのような人づくりを続けていきたい」とあいさつした。

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