コーヒーの名店「但馬屋珈琲店」を運営するイナバ商事が、東京商工会議所主催「第21回勇気ある経営大賞」で奨励賞を受賞した。

かつてイナバ商事は3期連続で赤字となり、資金もショート寸前という厳しい財務状況にあった。同社の倉田光敏社長は圧倒的に不利な状況下でアイデアを絞り出し、初期投資をかけずに利益を創出できる新規事業としてレギュラーコーヒーの卸売事業を立ち上げ、喫茶店事業の利益改善にも着手。経営のV字回復に成功した。しかし喜びもつかの間。コロナ禍という逆風が待ち構えていた。

コロナ禍の影響で売上高が激減し、またもや大幅な赤字となってしまったイナバ商事。「さすがに心が折れそうになりました」と倉田社長。さらなる努力を積み重ね、経営を安定させた。

今回の受賞は、事業の立て直しと企業向けレギュラーコーヒーの卸売事業の立ち上げに挑戦したことが高く評価されたもの。倉田社長は「すべては、お客さまと従業員の頑張りのおかげです。これからも『昨日よりも今日、今日よりも明日』の精神でより良い店づくりを目指します」と抱負を語った。

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