2025ミズノ旗杯秋季関東大会(10月12日開幕)の出場権がかかる各秋季支部大会が行われている。今回は9月15日までの試合からピックアップして紹介する。北関東支部の岩槻は今年5月の創部後、初めて公式戦に出場した。初戦突破で勢いに乗り、2回戦は栃木下野にサヨナラ勝ち。3回戦、敗者復活戦と連敗して大会を終えたが鮮烈なデビューだった。

【1回の攻防で飛び出したプレー】

岩槻の初陣となった狭山戦の1回に、松浦貴之監督には忘れられないプレーが飛び出した。先頭打者に四球を与える嫌な流れで、捕手の會田が二盗を阻止した。「流れを持ってきてくれたのが大きかったです。ファインプレーなどはありませんが、取れるアウトをみんなで丁寧にとってたのが良かったです」。その裏にはタイミングの取り方に苦しんでいた4番平賀が、つまりながらヒットにして、記念すべきチーム初得点を生み出した。「気持ちで打ってくれたのがうれしかった。チームに勢いを与えてくれました」。

守って、打って。勢いに乗った。2回戦は強豪の栃木下野をタイブレークの末、5―4でサヨナラ勝ち。3回戦は富士見に5―13、敗者復活3回戦は浦和に0―11と大敗したが、大健闘だった。創部は今年5月で部員数は14人。松浦監督は「1人1人が状況を判断して行動に移せるようになり、責任感がでるようになってきたと思っています」と手応えを感じている。