16日の「第6回AKB48じゃんけん大会」で準優勝した中西智代梨(20)が、優勝した藤田奈那(18)との決勝を振り返り、「緊張負け」を告白した。

 東京・秋葉原で行われた、元サッカー日本代表の岩本輝雄氏がプロデュースするAKB48特別公演「青春は終わらない」の公開通し稽古に参加後、取材に答えた。

 じゃんけん大会で中西は、パーマ頭のかつらをかぶり、得意の歌手井上陽水のものまねをして登場。決勝まで勝ち進んだが、グーで6連続あいこの後、7度目もグーを出して負けた。「みんな、『パーを出せ』と思っていたと思うけど、あそこに立つと、緊張で手が開けないんです」。ソロデビューの権利を逃したが、「勝てば人生が変わっていたかもしれないけど、後悔していない」と言い切った。

 それでも、2~16位までが参加するカップリング曲のセンターを務めることを楽しみにしている。希望する曲のイメージを聞かれると、「私が元気モリモリというイメージがあるので、みんなの頭に残るような楽しい曲がいい」と答えた。すると、同じくカップリング選抜入りした西野未姫(16)からは「みんな井上陽水さんみたいな?」と突っ込まれていた。

 優勝した藤田は、1度のAKB48の選抜に入ったことがないメンバー。報道陣から中村麻里子(21)に「同じ非選抜としてどういう気持ちか?」という質問が出ると、周囲のメンバーたちが「失礼すぎる!」と爆笑。一方の中村は「『非選抜の星』みたいな言い方ですか? でもチャンスの順番って本当にみんなに回ってくるんですね」と、大人の対応を見せていた。