AKB48鈴木まりや(25)が9日、グループ卒業を発表した。東京・秋葉原のAKB48劇場で行われた公演で、「AKB48を卒業します。4月29日に26歳の誕生日を迎えるので、次の日の30日が卒業公演となります」と明かした。

 鈴木は08年に7期生としてデビュー。17歳での加入は決して早くなかったが、「AKB48は私にとって遅れてきた楽しい青春みたいだった」と振り返った。12年に宮沢佐江とともに、上海に拠点を置くSNH48に移籍するなど、チャレンジ精神おう盛な活動を続けた。しかし中国では、ビザなどの関係で満足な活動をできず、13年にはAKB48と兼任になり、昨年6月にAKB48へ完全復帰していた。

 11年には映画「こっくりさん劇場版」で主演を務めており、今後も女優としての活動を続ける。「今の事務所に所属したまま、映画やドラマで活躍する女優さんを目指したい」。鈴木の卒業で、7期生はSKE48佐藤すみれ(23)ただ1人となる。