NMB48の山本彩(24)が20日、広島文化学園HBGホールで、アーティストとしてのソロ・ツアー「山本彩LIVE TOUR 2017~identity~」をスタートさせた。

 昨秋に続き、第2弾のソロ・ツアー。今年は全国7都市(8公演)を回る。その初日が、ソロ・ツアーでは初めてとなる広島公演。おりしも、広島ではクライマックス・シリーズの真っ最中で、カープがDeNAと日本シリーズ進出をかけて熱戦を繰り広げている。

 熱烈な阪神ファンの山本は「広島は今、カープで盛り上がっていますよね。私は阪神ファンですが(笑い)。広島に着いた途端、全身、カープのユニホームを着ている方を見て、街もカープ一色。すごく熱を感じました」とコメントした。

 ライブは、今月4日に発売した2枚目アルバム「identity」からの楽曲を中心に構成。ソロ・シンガーとしての独り立ちを目標に掲げ、着実に歩を進める山本は、グループでのアイドルの顔とは打って変わって、アーティストとしての世界観を表現した。

 客席には女性ファンも多く「初日、皆さん声出していきましょう」のあいさつで、ライブは開演。楽曲ごとにギターを持ち替えながら、アップテンポな楽曲から、しっとりバラードまでを歌い上げた。