NMB48の城恵理子(19)谷川愛梨(22)川上千尋(18)が11日、大阪市内で、主演ドラマ「魔! 淀川キャッチボール部」の公開記念イベントに出演した。

 ドラマは、映像配信サービス「大阪チャンネル」初のオリジナルドラマで、女優志望の3人が主演。この日から配信スタートになり、ファンと一緒に映像を鑑賞し、谷川は「みんなと一緒に見られて新鮮。楽しかった」。川上千は「もっと自然な動きとか、表情をできるようにならないと…。課題をいっぱい見つけられました」と話した。

 谷川、川上千は本格ドラマ初挑戦だったが、すでに昼ドラ「碧の海」(14年)で、主演経験のある城は「以前は恥ずかしくて、自分の演技は見てなかったんですけど、今回は強制的に…」と苦笑。ただし、女優への思いは強まったようで「他のドラマも機会があれば、どんどん挑戦したいと、あらためて思いました」と語った。

 ドラマでは、城はゲーマー、谷川はユーチューバー、川上千はバイト探し中の無職にふんし、3人そろってキャッチボールの楽しさにとりこになる画期的な設定で、キャッチボールを繰り返す場面が多い。

 キャッチボールがテーマとあって、今年の阪神タイガース応援女子「TORACO」メンバーだった3人の主演が決まった。

 野球に詳しくなかった谷川は「今年、TORACOをやらせてもらって、勉強して、野球の楽しさを知ったので、もっともっと広めたい」。もともと熱心な阪神ファンで、メッセンジャー投手のモノマネも得意とする川上千は「(2人に)投球フォームとか投げ方、私が教えました」と胸を張った。

 また、3人は先月下旬から今月半ばにそれぞれ誕生日を迎え、共演の演劇集団「ヨーロッパ企画」から、女優についての本を贈られたという。

 城は「アホな役、意味分からんような(不可思議な)役をやってみたい」。運動神経に自信のある谷川は「アクションドラマをやってみたい」。蒼井優、柴咲コウにあこがれる川上千は「柴咲さんの直虎とか、和風、時代劇をやってみたい」と話していた。