AKB48柏木由紀(26)がプロデュースする劇場公演「アイドル修業中■」の初日公演が4日、東京・秋葉原のAKB48劇場で行われた。3日には公開通し稽古(ゲネプロ)と囲み取材を行い、出席者が6月16日開票の第10回世界選抜総選挙(ナゴヤドーム)の予想や意気込みを語った。

 2年連続で立候補を見送った柏木は「初めて歴代1位が1人もいない選挙なので、誰が1位になっても驚きです」と推測した。

 1位予想を聞かれると「分からないですよ。地元なのでSKEの(松井)珠理奈か、さっしー(指原莉乃)の思いを継ぐ宮脇咲良か、NGTのおぎゆか(荻野由佳)も去年速報1位ですし…」と、絞りきれていない様子だった。「世界選抜だから、海外のメンバーが1位とかもあるかもしれないですよ」とも予想した。

 上位はもちろんだが、教え子たちの奮闘も気になるようで、「16期生やドラフト生と関わると、1人でもこの公演のメンバーが入って欲しいと思います」と親心を明かした。

 目標を聞かれた鈴木くるみ(13)は、「去年も選挙に出て、名前を知ってくれた方もいた。ランクインを目指すけど、顔と名前が一致するくらい知名度が上がれば」と謙虚に答えた。田口愛佳(14)は「AKB48のセンターに立つのが夢なので、ランクインしたい」と断言。今年が初選挙の矢作萌夏(15)は「入ったばかりですけど、夢はスピーチをすること。ドラフト3期生の中では、1番に(発表の壇上に)立ちたい」と、同期をライバルに挙げていた。

※■はハート