SKE48は28日、一色嶺奈(16)がこの日をもってグループを卒業すると発表した。

最近は公演を途中で休演するなど、体調不良に悩まされることも多かったという。グループの公式サイトで、一色は「一時期公演もハケてばかりでこんなんじゃ駄目だというのは分かってたんです。でもどうしても苦しくて心臓が痛くて手を上げただけで息切れするほど体が重くなりハケてしまいました」(原文まま)と病状を告白。さらに、「ハケてしまった罪悪感とメンバーの皆さんに迷惑をかけてしまった事ファンの皆さんにどう思われたんだろうって考えたら精神的にも追い込まれそのあたりから活動を楽しみながらステージや握手会、イベントに参加することが減っていきました」と続けた。

一色は14年、時給1000円でAKB48グループの活動の手伝いをする「バイトAKB48」として活動。15年の第2回ドラフト会議で、SKE48チームSに指名されて加入した。同6月のイベントでは、当時在籍していた松井玲奈(27)を得意の柔道技で投げ飛ばす、インパクト十分なデビューを飾っていた。

今年の世界選抜総選挙では、56位で自身初のランクインを果たした。「1番の夢がかなってあのステージでスピーチが出来てとてもうれしかったです。皆様には本当に本当に感謝していますし、その分本当に申し訳ないです」とファンにわびた。