年明け早々に浜崎あゆみが昨年11月に極秘出産していたことを公表して驚いた人も多かったようですが、ここハリウッドでも47歳のキャメロン・ディアスが昨年末に女の子が誕生していたことを今月3日にインスタグラムで公表して話題となりました。ディアスと言えば、「メリーに首ったけ」(1998年)の大ヒットで一躍スターとなり、「チャーリーズ・エンジェル」シリーズや「ギャング・オブ・ニューヨーク」(02年)、「ナイト&デイ」(10年)などに出演して人気女優として活躍していましたが、ロックバンド、グッド・シャーロットのベンジー・マッデンとの結婚を機に14年公開の「ANNIE/アニー」を最後に女優業から引退。15年1月の結婚以降は子作りに励み、体外受精など不妊治療に励んでいると言われていました。女の子はラディックスちゃんと名付けたこと以外は子供のプライバシーを守るために写真を公開したり、詳細を公表するつもりはないと明かしていましたが、どうやら代理出産で出産したのではないかと伝えられています。

近年ハリウッドでは高齢出産が増えており、ビバリーヒルズの自宅で子育てに励んでいると伝えられるディアス以外にも40代で代理母や体外受精によって子供を授かったセレブが大勢います。ニコール・キッドマンは再婚したカントリー歌手キース・アーバンとの間に41歳の時に長女サンデー・ローズちゃんを出産し、3年後に代理出産で次女フェイス・マーガレットちゃんが誕生しています。「セックス・アンド・ザ・シティ」のキャリー役で知られるサラ・ジェシカ・パーカーは、夫で俳優のマシュー・ブロデリックとの間に02年に長男ジェームズ君が誕生した後は売れっ子となったことで妊娠・出産のタイミングを逃し、2人目は代理出産を選択して44歳の時に女の子が誕生しています。

不妊治療の末に体外受精で子供を産んだセレブもいます。セリーヌ・ディオンは7度の体外受精を受けて01年に長男を、そしてその後は流産を乗り越えて42歳の時に再び体外受精で双子の男の子を出産しています。また、ブルック・シールズも03年に長女を体外受精で出産した後、40歳の時に次女も同じく体外受精で授かっています。そして、なんと50歳で初産を経験したのはジャネット・ジャクソン。17年1月に生まれた長男の妊娠に関する詳細は明かされていませんが、若い頃に凍結保存した卵子を使用して体外受精で授かったのではないかと言われています。【千歳香奈子】(ニッカンスポーツ・コム/芸能コラム「ハリウッド直送便」)