歌手槙原敬之(45)が関西テレビ(大阪市北区)の「社歌」を作詞・作曲した。同局は16日、春の番組改編を発表した。大スランプにあえぐフジテレビの影響も受け、視聴率が低迷する同局は「超えろ。」をテーマに番組改革、大改編を発表した。

 魅力あるテレビ局に生まれ変わろうという社員らの思いが込められた「超えろ。」をテーマに槙原が書き下ろした楽曲が「超えろ。」。同曲は今春からの「超えろ。カンテレ」のキャンペーンソング、30日スタートの大型情報ニュース番組「ゆうがた LIVE ワンダー」(月~金、午後3時50分)のテーマソング、さらに「社歌」としても歌いつがれていくという。

 大阪府出身の槙原は地元放送局の「社歌」に「曲を書くにあたり、カンテレ(関西テレビ)の社員のみなさんの想いとして『超えろ。』というテーマで考えているということを見せていただいたとき、すごくその言葉が響いて、そのまま『超えろ。』という曲を書かせてもらった」とコメント。さらに同局が最も力を入れる「ゆうがた-」のテーマソングになることに「大阪で毎日夕方にボクのこの曲『超えろ。』が流れることになるなんて、本当にうれしい。ドン、ドンってずっと小さい太鼓をたたいている、そんな応援歌っぽい感じなので、毎日この曲をテレビで聴いてくださる関西のみなさんに、そしてカンテレの社員のみなさんにボクのエールが届けばいいなと思っています」と話している。