9人組グループのアンジュルムが、初出演した。

 最新シングル「七転び八起き」や「夢見る15歳」、「大器晩成」などを披露。5曲を歌い上げると、和田彩花(21)は「このあとの花火大会も楽しんでください」と最後まで笑顔を絶やさず、ステージをあとにした。

 ステージを降りた後、メンバーたちは汗をぬぐいながら感想を語った。田村芽実(16)は「一瞬で輝く花火のように、アンジュルムも一瞬一瞬を大事にしていきたいと思いました」。佐々木莉佳子(14)は「アンジュルムの存在を知っていただける良い機会になったと思います。いつか単独でスタジアムライブをやりたいです」と話した。

 本番前、11月29日の日本武道館公演をもって卒業する福田花音(20)は「花火大会でのライブは最初で最後だと思う。花火みたいに打ち上がりたい」と意気込んでいた。

 アンジュルムは、以前はスマイレージという名前だったが、昨年12月17日に改名した。和田は、「球場にいる方はほとんど私たちのことを知らないと思うので、名前をもっと知って欲しい。強烈な印象を与えたい」と話していた。