お笑い芸人の加藤浩次(48)が、芸能界を引退した「ももち」こと嗣永桃子(25)と共演した際のエピソードを明かし、「気合入ってた」と振り返った。

 嗣永は6月30日、東京・青海の野外特設会場で行ったラストライブをもって15年間のアイドル生活に終止符を打った。開演前にはマスコミの取材に応じ、「私のアイドルの分岐点になったなって思うのは、加藤浩次さんに蹴られ、粉まみれにされ、スタジオから引きずり下ろされるっていうあの一連の流れがあったから。今まで知らなかった人にも街を歩けばももちだって知ってもらえるようになったので、つんく♂さんと加藤浩次さんには頭が上がりません」と、加藤への感謝を述べていた。

 加藤は3日放送の日本テレビ系「スッキリ!!」で、当時の嗣永について「気合入ってたもん、あの時から。今だから言うけど、終わった後に楽屋に来て『ありがとうございました!』って言ってたからね。粉まみれにして引きずってってやっても、それでも前に出てくるって、すげぇ子出てきたなって思ったもん」と振り返り、幼児教育の道に進む嗣永に「いい先生になりそうだね」と太鼓判を押した。