女優有村架純(24)がヒロインを務めるNHK連続テレビ小説「ひよっこ」(午前8時)の3日の平均視聴率が21・7%だったことが4日、ビデオリサーチの調べで分かった。これまでの最高は3日放送第105話の23・5%。行方不明だった父親が発見される急展開が視聴者の関心を集め、今週に入って二度も最高を更新するなど、高視聴率が続いている。

 同ドラマは東京五輪が開催された1964年から始まる物語。集団就職で茨城から上京するヒロインの青春を描く。有村の朝ドラ出演は、ヒロインの母の少女期を好演した13年度前期「あまちゃん」以来2度目。

 3日は、ついに美代子(木村佳乃)が実(沢村一樹)と対面。しかし美代子のことが分からない実に愕然とする。美代子は、実を保護してくれた世津子(菅野美穂)にお礼を述べるが、なぜすぐに警察に連絡してくれなかったのかと、これまでの気持ちを爆発させる。警察に連絡するのを拒んだのは実だが、世津子はそれを明かさず、お詫びと実を引き留めていた理由を語った。話し合いを終え、美代子は実を連れて帰る、という内容だった。