EXILEのTAKAHIRO(32)との結婚と妊娠を発表した女優武井咲(23)の仕事の調整が難航していることが3日、分かった。来年1月期の連ドラは降板の可能性が高く、妊娠で出演継続が難しくなったCMもあるという。所属事務所側は今週から関係各所へのおわび行脚を始める模様だが、場合によっては相当額の賠償金が発生する可能性もありそうだ。

 日本中を驚かせた子宝婚だったが、芸能界的な代償は、想像以上に大きくなりそうだ。関係者によると、武井がCM出演する各社へは、1日の結婚発表当日に所属事務所から事前に電話連絡があったというが、今後の契約継続など本格的な話し合いは週明けの今日4日から始まる。契約中の「イメージの保持」は必須項目で、妊娠・結婚について説明を求める社も出ているといい、所属事務所幹部らがおわび行脚に向かうことになりそう。かなりの金額の賠償金が発生する場合もあり、祝福ばかりではない事態へと陥っている。

 今後が不透明なのはCMだけではない。武井は現在、テレビ朝日系主演ドラマ「黒革の手帖」(木曜午後9時)に出演中。その後も、10月スタートの日本テレビ系ドラマ「今からあなたを脅迫します」(日曜午後10時30分)で主演を務めることが発表されており、他にも映画や来年1月スタート予定のフジテレビ系連続ドラマ「フラジャイル」への出演など多くの仕事が決まっていた。今回の妊娠発覚で決定済みの仕事の見直しは必須で、「フラジャイル」は武井が16年1月期に出演したドラマの続編。代役は考えづらいが、妊娠による体形の変化が顕著になる時期でもあり、降板の可能性も出ている。関係者は「武井ありきで決まった仕事も多くあり、簡単なことではない」と頭を抱えている。

 武井はこの日も「黒革の手帖」の収録に臨んだという。同ドラマは今月中旬まで予定されており、クランクアップ後、すぐに「今からあなたを脅迫します」の収録が始まる。