ハリソン・フォード(75)主演の米映画「ブレードランナー 2049」(ドゥニ・ヴィルヌーヴ監督、27日公開)のプレミア試写会が24日、都内で行われた。

 35年ぶりの続編製作にフォードは「(前作監督、今回製作総指揮の)リドリー・スコットはほとんど電話をしない人なんだけど、今回はめずらしくかけてきた。もう年も年だし、正直最初はウッと言葉を失ったけど、シナリオが素晴らしく、ようやく出る気になった」と75歳のアクション挑戦までのいきさつを明かした。

 アンドロイド役で共演のアナ・デ・アルマス(29)「雲をつかむような役柄を共演者となんとか作りあげました」。激しいアクション・シーンに挑んだシルビア・フークス(34)は「週6日毎日6時間の猛特訓のおかげで本当に強くなったような気がして、それが撮影にも生きたと思う」とそれぞれ振り返った。

 ヴィルヌーヴ監督は「全編、日本文化の影響に満ちています。特に看板をよく見て下さい」とアピールしていた。