女優葵わかな(19)がヒロインを務めるNHK連続テレビ小説「わろてんか」(午前8時)の14日放送第64話の平均視聴率が21・7%(関東地区)だったことが15日、ビデオリサーチの調べで分かった。これまでの最高は第3話の22・3%。

 同ドラマは明治から昭和初期の大阪を舞台に、笑いをビジネスにしたヒロイン藤岡てんの活躍を描く。吉本興業創業者の吉本せいがモデル。

 葵は、3度目の挑戦となったオーディションで、応募2378人からヒロインに選出。12~14年までアイドルユニット「乙女新党」のメンバーだった。

 第64話は、お夕(中村ゆり)が出て行って失意の団真(北村有起哉)が心配なてん(葵わかな)は、2人を仲直りさせようと画策する。しかし、団真はてんの説得に耳を貸そうとしない。また、お夕も団吾(波岡一喜)の家から戻ろうとしない。頑なな2人にすっかりお手上げのてんだった。