女優浅田美代子(61)が23日、都内で、動物愛護法の改正を求める街頭署名活動を行った。

 犬の殺処分の状況に興味を持ったことが活動のきっかけとなった。「日本の法律は甘すぎる。虐待を受けている子たちを、今の法では救えない」と訴えた。浅田が発起人となった同活動で、紙とウェブ合わせて10万7000筆以上の署名が集まった。「たくさん参加してもらえてうれしい。でももっと関心を持ってもらいたい」と語った。

 4匹の犬を飼う愛犬家。殺処分寸前の犬や、多頭飼育で繁殖し過ぎた犬を引き取り、育てている。「何をすればいいか分からなかったけど、まず1匹飼ってみた。初めはなつかない子がだんだん変わっていって、保護犬だってこんなにかわいいんだよって伝えたい」と話した。