歌手May J.(29)が22日、東京・日本橋三井ホールで行われた花の体験型アート展「FLOWERS by NAKED 2018 輪舞曲」オープニングセレモニーに出席した。

 フリルが何重にもなったドレス姿で登場し、ダンサーとアート作品に囲まれたステージの上で、同イベントのために書き下ろした曲「ロンド」を披露した。「五感で楽しみながら歌う経験がなかったので、すごく不思議な感じ。幻想的な中で気持ちを込めて歌うことができました」と笑った。普段のライブでは、モニターとかもあって、客席からどう見られているか想像しながら歌うんですけど、ここではお客さんと同じ気持ちで楽しめますね」と話した。

 「ロンド」を書き下ろすにあたって、一番好きな花だという白いユリをイメージしたという。「家で時々飾るんですが、夜空の月の光に照らされる姿がすごくすてきで、こういう風に凜(りん)として生きたいな、思う瞬間がある」と明かした。強い凜とした女性のイメージを聞かれると、「出会いと別れを繰り返して、弱さを知りながらも強くなっていく。ユリって、マリア様と同じようなイメージで。人に優しくできて、そして強く生きているっていうイメージです」と説明した。

 この日は、都内でも雪が降る地域がある寒さだった。「今日は雪が降るなんて想像していなかったです。でも、この空間は温かいし、桜もあって、香りもして、ドリンクも楽しめる。お花見以上に楽しめるんじゃないかなと思いました」とアピールした。