歌手松崎しげる(68)が10日、大阪・ミナミのアメリカ村で開催されたカラオケバトルに参加した。「JOYSOUND カラオケ採点バトル 松崎しげるは100点を獲れるのか!」と題されたイベントで、77年発売のヒット曲「愛のメモリー」を熱唱。採点結果は84・763点だった。

 高得点は獲得できなかったが「ホントにね、自分の歌だと90点台が出ないんだ。他の歌では100点が出るんだけどね」と話し、理由として「(愛のメモリーは)もう40年近く前だから、歌っていくとどんどん変化していく。自分では進化していると思っている」。採点機が松崎の“進化”についてくることができていないと力説した。

 さらにアマチュアには松崎流の歌唱力アップ方法も伝授。「この機械で練習するのは最高ですね。これを基準にして、いい意味で崩していく。それが歌の味になっていく」と真っ黒に日焼けした顔で熱く語った。

 ちなみに松崎が100点を連発するのは稲垣潤一の「ロング・バージョン」、一青窈の「ハナミズキ」。「ハナミズキはキーがすごく高い。ボクとジョイントする人はよっぽどのハイトーンの女の子じゃないとできないよ」とハイテンションで持ち味の高音を自慢していた。