16年10月から出産・育児休暇に入っていたABCテレビ(大阪市福島区)の喜多ゆかりアナウンサー(36)が約1年半ぶりにテレビ番組に復活することになった。

 復帰第1弾は「東京タイマー2020」(25日深夜0時50分、関西ローカル)、第2弾は「大阪人の謎カル“チャー”調べてみたらスゴかった“ワォ”!7」(31日午後午後2時30分)。このほど「大阪人-」の収録が同局で行われ、喜多アナは復帰会見に臨み、女版・宮根誠司アナウンサーを目指すことを誓った。

 金びょうぶをバックにたむらけんじ(44)、岡田圭右(49)も出席した豪華セットでの復帰会見。岡田が「金びょうぶ? ドッキリと違う?」と言えば、たむらは「こんな(セット)は、ない、ない」と派手さにビックリ。さらに岡田が「関西の女子アナでは人気があるということや」と持ち上げた。

 喜多アナが「結婚披露宴以来ですよ」と照れ笑いすると、岡田は報道陣に「お帰り、喜多さん、は~い、大合唱!」とノリノリで盛り上げた。

 喜多は「3280グラムの元気な女の子を産んで参りました。出産は本当に壮絶、男性には耐えられない痛みを乗り越えてきました。もういまは何も怖いものがありません」とパワーアップを宣言すると、岡田が「関西の女子アナのポテンシャルの高さ、喜多アナのアナウンサーを越えたエンターテナーぶりはすごい。芸人としてちょっと焦る部分がある」とホンネも。

 「大阪人-」ではメイン司会はたむらと岡田だが、たむらは「喜多アナをメイン司会にすれば、違う感じの番組になる」と話し、喜多アナを「女、宮根さんみたいな感じ」と例えた。

 プライベートでも親しくする喜多は「宮根さんはすごい人ですよ」と大目標であることを明かした。復帰前には「マンション購入の相談をしました。不動産のことなど」。宮根アナは朝日放送を退社して、フリーになったが、喜多アナは「こう見えても小心者。ずっと同じポジションでいるのが好きです」とフリー転身を否定していた。