緊急の心臓手術を受け、今月6日に無事退院したアーノルド・シュワルツェネッガー(70)が、ツイッターで術後のコンディションについて明かした。

 シュワルツェネッガーは12日、ツイッターで短いビデオメッセージを公開し、「気分は大分よくなったと、皆さんに知らせたい。まだ最高のコンディションではないので、僕のポジティブな姿勢を持ってしても、絶好調だとは言えない。でも、僕は大丈夫です。いいドクターとナースたちに恵まれた。すべてうまくいった」と説明。

 さらに、今は気分転換にチェスを楽しんでいると明かし、「前に進みましょう。皆さんと、これからもつながっていたい。応援してくれて、感謝します」と語った。

 シュワルツェネッガーは先月29日、ロサンゼルスのシーダーズ・サイナイ病院でカテーテル大動脈弁置換術を受けるところだったが、合併症を起こしたため、緊急の開胸手術を受けた。

 長年にわたり心臓を患っていたシュワルツェネッガーにとって、1997年以来、2度目の大動脈置換手術だったが、術後の回復は順調と報じられていた。(ニューヨーク=鹿目直子)