東野幸治(50)が司会を務める日本テレビ系特番「世のため人のため! すけっと呼んだら何人くるか?」(21日、午後1時30分)の番組内容が20日、明らかになった。

 同番組はWEBメディア連動型のボランティア特番として企画された。「24時間テレビ」を40年間放送してきた同局が、日本人のボランティア概念を「リブランディング」し、「困っている人を助けられる社会の素地を作る」という壮大な企画となっている。

 出演者は東野に加え、ボランティアに参加する丸山佳里奈、又吉直樹、ブルゾンちえみwithBだ。「アフガニスタンの子どもたちにランドセルを送ろう」は丸山、「伝統ある動物園を救え」にブルゾン、「奄美大島のウミガメの産卵を助けよう」に又吉が参加する。奄美大島に縁がある又吉は、「ボランティアがいっぱい来てたらよかったけど…。すけっとは、至急必要ですね。限界がある」と話した。

 秋山健一郎プロデューサーは「日本テレビは24時間テレビで、『チャリティー』『募金』といった社会貢献の概念を大きく変えました。今回、開局65年を迎えるにあたり、新たな取り組みとして、お金ではなく汗をかくことで『人助け』をするプロジェクトを立ち上げました。親切をしてもらった相手ではなく、他の誰かに渡していく『恩送り』という、日本に昔からあるワードがコンセプトになっています」とコメントした。