女優永野芽郁(18)がヒロインを務めるNHK連続テレビ小説「半分、青い。」(午前8時)の8日に放送された第111話の平均視聴率が24・5%(関東地区)だったことが9日、ビデオリサーチの調べで分かった。

 これまでの最高視聴率は、大阪の地震の影響により放送が一日延びた6月19日の第67話と鈴愛が秋風塾を辞め新展開となった82話の23・2%だったが、その記録を更新した。

 同ドラマは、岐阜県や東京が舞台で子供の頃に左耳を失聴した鈴愛(すずめ)が、家族や、同じ日に同じ病院で生まれた幼なじみたちに支えられながら成長する姿を描く。鈴愛は少しうっかりしているところもあるが、バイタリティーにあふれ、失敗を恐れない性格で、高度経済成長期を背景に一大発明を成し遂げる。脚本家北川悦吏子さんのオリジナル作品。主題歌は初の楽曲提供を行った星野源が歌う。

 あらすじは、鈴愛(永野芽郁)は、草太(上村海成)のカツ丼がヒットし大繁盛のつくし食堂で台所事情もよくなり、手伝いして花野(山崎莉里那)と楡野家で養ってもらおうと思っていたが、逆に晴(松雪泰子)から仕事を見つけるように促されてしまう。鈴愛は大手メーカーで勤務する律(佐藤健)や不動産業を営むブッチャー(矢本悠馬)らに相談をするが仕事は見つからない。一方、涼次(間宮祥太朗)は東京で台本を書き監督した映画が完成し試写会の開催が決定した。そんな時、つくし食堂には裕子とボクテが来ていた、という内容だった。