NEWS加藤シゲアキ(31)主演の日本テレビ系連続ドラマ「ゼロ 一攫千金ゲーム」(日曜午後10時30分)の12日第5話視聴率が7・9%(関東地区)だったことが13日、ビデオリサーチの調べで分かった。

 初回視聴率は、7・1%、第2話6・7%、第3話は6・3%、第4話は6・1%だった。

 同作は「カイジ」「アカギ」などを生み出した漫画家福本伸行氏の「賭博覇王伝 零」が原作。コミック発行部数は、300万部を誇る人気作のドラマ化だ。建設中のアミューズメントパーク「ドリームキングダム」を舞台に、若者たちが賞金1000億円のために命がけのサバイバルゲームを展開。その中で互いに助け合い、真の友情を築き上げていく物語だ。

 加藤のゴールデン・プライム帯主演は、今回が初めて。町の進学塾で教壇に立つ非正規教員でありながら、名乗らずに人を助ける「義賊」でもある主人公・宇海零(ゼロ)を演じる。ドリームキングダムを主宰する資産家の在全無量を梅沢富美男(67)、幹部の後藤峰子を小池栄子(37)が演じる。サバイバルゲームに挑戦する末崎セイギを間宮祥太郎(25)、義賊の真鍋チカラを加藤諒(28)、ゼロをしのぐ頭脳を持つミステリアスな中学生標(しるべ)を佐藤龍我(15)が演じる。

 第5話は、ゼロ、末崎セイギ、さくら(ケンドーコバヤシ)の3人で三角形の部屋での謎解き「迷宮のトライアングル」に挑んでいた。拘束されたまま水が注がれる筒の中で末崎兄弟の口論に翻弄(ほんろう)されるゼロは、見殺しにしようとするセイギから、さくらに解答させようする。

 同問題は同時のいくつかの部屋で挑戦しているが、1チームでも正解すれば水の注入は止まる。だが、追い詰められたチームは、1度だけの解答権を失い、残されたのはゼロと標チームのみ。2人同時に解答にたどり着いたと思われたが、標チームは不正解を送信。唯一、正解にたどり着いたゼロチームだったが、ゼロは仮死状態に。セイギの蘇生術で生き返る、という内容だった。