稲垣吾郎(44)草なぎ剛(44)香取慎吾(41)が、音楽を含むエンターテインメント分野で世界的レコード会社ワーナーミュージック・グループとタッグを組んだことが29日、分かった。

3人に公式サイト「新しい地図」を立ち上げてから1年、近い将来の海外進出も視野に入ってきた。

香取が27日、自身のインスタグラムで3人とワーナーミュージック・ジャパン会長兼CEOの小林和之氏、ワーナーミュージック・グループの幹部が一緒に写った写真を公開。「We Join Warner Music Group family!!」というメッセージを添えたことで、ファンの間では、3人とワーナーとの関係が話題になっていた。

この日、3人は新潟市で開催された「新潟総合テレビNSTまつり2018」に参加し、ワーナー側とのタッグ結成を認めた。イベント終了後の囲み取材で、香取がインスタに記した「Join」の意味について聞かれ、草なぎ(なぎは弓ヘンに前の旧字の下に刀)は「楽しい、いろんな可能性を広げていくこと」、稲垣は「音楽だけでなく、いろんなことを“Join”させていただくこと」と説明した。

3人の所属事務所幹部によると、今後の3人とワーナー側との関係は、一般的なレコード会社との専属契約とは違ったものだという。「(両者で)アイデアを出し合っていく新しいエンターテインメントの形。3人だけでなく、ユニットや個人での(音楽)活動もあり得る」と説明した。同レコード会社には、ブルーノ・マーズやレッド・ホット・チリ・ペッパーズなど大物アーティストが契約しているが、同幹部は「“Join”できたら良いですね」と話した。

香取はこの日「まだ何も決まってません」としたが、ファンらの新曲やアルバム発売への期待の高まりも感じとっていることも明かした。16年末にSMAPが解散。17年9月に所属事務所を独立してから2年目に入り、「新しい地図」をさらに広げていく構えだ。【上岡豊】