佐々木蔵之介(50)主演のフジテレビ系連続ドラマ「黄昏流星群-人生折り返し、恋をした-」(木曜午後10時)の25日放送の第3話の視聴率が、6・1%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)と26日分かった。前週の7・3%から1・2ポイント、ダウンした。

初回から7・3、7・3%だった。

エリート銀行マン滝沢完治(佐々木)は、入社以来仕事一筋で支店長にまでなったが、予期せぬ左遷宣告を受けて単身スイス旅行へ。そこで目黒栞(黒木瞳=58)と出会い運命の恋に落ちる。一方、滝沢の妻の真璃子(中山美穂=48)は、娘の婚約者・日野春輝(藤井流星=25)と引かれ合っていく。

佐々木について、中山は「今回、初めてご一緒したんですが、クールな方で大丈夫かなと思ってたんですが、全然、おちゃめ。おちゃめと言うのがピッタリで、独特の間がある。真面目な顔をして、面白いことを言っているんです」と話している。

第3話で、出向先の荻野倉庫に初出社をした完治(佐々木)だったが、周りの視線は冷たい。銀行からの出向者は、荻野倉庫の社員たちにとって煙たい存在でしかなかったのだ。

一方、銀行に完治の忘れ物を届けに行った真璃子(中山)は、夫が出向したことを秘書の篠田薫(本仮屋ユイカ)から知らされる。大きなショックを受けた真璃子は、今までの不満を完治にぶつけてしまう。

そこへ帰宅した娘の美咲(石川恋)からも、自分の結婚までは出向を先延ばしにしてほしかったと責められる。婚約者である春輝(藤井)の母が家柄を気にするから、と。さらに、先日、春輝と会う約束をすっぽかした話も持ち出され、完治は謝るほかなかった。

家庭でも気が休まらない完治は、昼休みの社員食堂で栞(黒木)に会えることが楽しみだった。その頃、真瑠子は友人の水原聡美(八木亜希子)に離婚という選択肢を提案され、その時は否定したもののやはり気になり自宅のパソコンで、離婚について調べていた。その様子を、美咲を迎えに来た春輝に見られてしまう。