お笑いタレント宮川大輔(46)初主演映画「サクらんぼの恋」(古厩智之監督)が27日、初日を迎え、東京・新宿バルト9で舞台あいさつが行われた。

45歳の童貞男・則夫がファンだったAV女優にはかない恋をする物語。宮川は「僕も少なからず経験していますので、どうやって童貞役を…と。あまり考えんで、桜井さんと作っていけたかな」と撮影を振り返った。AV女優役の桜井ユキ(31)から「大輔さんのプライベートの服がオシャレ。派手といいますか。撮影が終わって着替えると、悲しくなる。あー則夫がって。私は好きだったんですよ。色あせたカーキ色のコートとか」と指摘されると、苦笑いしていた。

また、宮川は桜井を相手に、初めてキスシーンに挑戦した。「いきなりクランクインの日で。ホンマにね、ユキちゃんのことが好きになって。逆にそれが良かったかな」とその後の撮影には好影響だったと振り返った。一方で「キスシーンの後にユキちゃんが気分が悪くなったって聞いて、落ち込んで。もしかして嫌やったんかなって。真相を教えてください」と悲しそうな表情を見せた。

桜井は「キスシーンのちょっと前から船酔いで、吐きそうだったんですよ。でも勘違いされると思って(我慢していて)。キスシーンは最高でした」とあわてて説明していた。

ほか、前田公輝(27)佐野ひなこ(24)が出席。